ブラックジャックにおいて基本の必勝法と言われるベーシックストラテジーという戦術。
自分に配られた2枚のカードと、ディーラーのアップカードによって、次のアクションを決める。
これを確率的に計算してまとめたもので、その通りアクションをすればプレイヤーに取って有利にゲームを運ぶことができる戦術になります。
ここでは、このベーシックストラテジーについて詳しく解説していきます。
ベーシックストラテジーの表と解説
上記はベーシックストラテジーを表(チャート)にまとめたものになります。
この表の見方として、まず自分の手札が以下の3つのどれになるのかを確認します。
・ハードハンド:手札にA(エース)がない場合
・ソフトハンド:手札にA(エース)がある場合
・スプリット:2枚のカードが同じ場合
それを踏まえて、ディーラーのアップカードがどの数字かによって、表の通りのアクションを行っていくのが、ベーシックストラテジー戦術です。
ただし、ルールによっては、サレンダーやダブルダウンができないブラックジャックもありますので、
その際は、表に該当する場所は以下のように判断します。
【特別ルールが適用されている場合】
・サレンダーが不可の場合
ヒットする
・ダブルダウンが不可の場合
ダブルダウン:ヒット
ダブルダウン:スタンド
・スプリット後のダブルダウンが不可の場合
スプリット:ヒット
ベーシックストラテジーの期待値
このベーシックストラテジーの平均期待値(=勝率)は99.4%前後に落ち着くと言われています。
ただし、上記の表は
・6デッキ(ジョーカーを除く52枚のカードを1デッキ)
・ディーラーが「ソフトハンドの17をスタンドする
という条件で算出した確率のため、デッキ数やルールによって、多少期待値の増減はあることは覚えて起きましょう。
といっても、誤差は±0.1%の範囲内と言われていますし、オンラインカジノのようなゲームのブラックジャックは、ほぼベーシックストラテジーが当てはまるルールとなっています。
完璧に使いこなせた場合は99.7%という、数あるギャンブルの中でも非常に高い勝率になりますので、
ブラックジャックにおいて、ベーシックストラテジーの習得なくしては極められない戦術であることには間違いありません。