ブラックジャックを極めるための肝になるのが、ディーラーだけに設定されている限定ルールです。
それはプレイヤー(あなた)が有利なものなのか、不利なものなのか。
そこから一体何を読み取なければいけないのか。
この辺りをここでは明らかにしていきたいと思います。
ディーラー限定のルールとは
では、早速本題のディーラー限定ルールとはどんなものなのかについて、
プレイヤー(あなた)に有利になるものと不利になるものに分けて紹介します。
プレイヤーが有利なディーラー限定のルール
プレイヤーが有利なルールは、この3つです。
①最初に配る2枚のカードの内、1枚を表向きにしなければならない
②手持ちのカードが17以上になるまでヒットし続けなければいけない
③手持ちのカードが17以上になった時点で強制的にスタンドしなければならない
このように、プレイヤー(あなた)は次のカードを予測しやすい状況であることがわかると思います。
もう少し掘り下げて言えば、ディーラーは「17」という手(ハンド)を超えなければいけないので、
・17
・18
・19
・20
・21(ブラックジャック)
・バスト
この6種類しか手が残されていないという事です。
プレイヤー側は2~21まで選択肢があり、かつ最初の2枚の内、1枚は表向き(=アップカード)なので見ることができる。
この事を考えれば、どれほどプレイヤーが有利かという事は分かりますよね。
これがカジノの中でも、ブラックジャックが還元率99%と勝ちやすいゲームと言われる理由です。
プレイヤーが不利になるディーラー限定のルール
プレイヤー側が有利とはいえ、カジノも利益を出さなければ運営はできないので、プレイヤーが不利になるものもあります。
たった1つしかありませんが、ゲームをする上で、とても重要です。
それはこちら。
お互いがバストした場合はディーラーの勝利
お互いがバストの場合、ノーカウント(引き分け)なのではなく、あなたが負けてしまうということなのです。
ブラックジャック駆け出しの初心者は、できるだけ強い手(ハンド)で勝とうとする傾向にありますが、
極端に言えば、
●あなた「2」
●ディーラー「バスト」
でも、あなたの勝利です。
そしてこれ、実はすごい重要なことなのです。
つまり、あなたが13で、相手が16だったとします。
この時点でまだあなたの負けですが、ルール上、ディーラーはもう1回ヒットしなければいけません。
ここで負けたくないので、あなたもヒットしたカードが「10」だったら?
ディーラーがどのカードを引いたとしても(バストだとしても)負け
です。
こうしたリスクを冷静に判断してヒットするか、ステイをするかというのが、ブラックジャックにおいて最も重要であることを、早い内に身につけておきましょう。
まとめ
ブラックジャックは、プレイヤーに有利なゲームであることは間違いありません。
ただし、勝つか負けるかは自分の判断(=アクション)が非常に大事です。
そのため基本の考え方は、
21に近づけて勝つのではなく、自分がバストしないこと
これが、勝率を高めるために重要ということを覚えておきましょう!